b-rec. 身近な野鳥の観察記録

★暑い時期は鳥見散歩をお休みしています。今は2019年の写真を整理しながら、更新しています。

おかえり、セッカ

2022-08-15 12:15-12:20 曇 32.1℃

すっかりフサフサに草が生えた土手。「ヒッヒッヒッ」の鳴き声…!

久しぶりにセッカの声が聞こえてきました!嬉しい。しかし、相変わらず、セッカの姿は全く見つけられません…(^_^; 草刈りが行われたのが6月、およそ2ヶ月ぶりですね。去年のことを思い返すと、9月の半ばくらいまでは滞在する、はず…。

↓ 2022-06-10 の土手の写真

さよならセッカ、またね - b-rec. 〜身近な野鳥の観察記録〜

セッカに再挑戦 - b-rec. 〜身近な野鳥の観察記録〜

土手の草むらから聞こえてくる、鳥の声 - b-rec. 〜身近な野鳥の観察記録〜

セッカといえば、裁縫をする鳥として、テレビで紹介されていましたね。

www.nhk.jp

最近購入した本にも、セッカのことが載っていました。

セッカは他の鳥と比べて足が長いそうです。それは離れた草を足で引き寄せ、クチバシで蜘蛛の糸を使い、裁縫して巣を作るためだそうです。すごい…。また、鳥は一般的にはオスの方が派手です。それは求愛のためと考えられています。セッカは、雌雄で見た目の差はあまりありません。その代わり、オスは求愛巣をたくさん作って、メスにアピールするそうです。なるほど。逆にいうと、雌雄であまり見た目の差がない鳥は、別の求愛の方法があると考えられそうです。

この本は、野鳥の会の会報誌「野鳥」に掲載された記事を元に編集されています。セッカの裁縫の記事が、「野鳥」に初出されたのは、2017年11月でした。TVに放映されたのが5年後です。TVで放映されるくらいに一般的に広まるには、結構時間がかかるものなのだな、と思いました。